構造 H26-24

  • 2020.04.12 Sunday
  • 04:21
建築材料 ガラス
H26-24 問題□□□□□(A)
ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.倍強度ガラスは、フロート板ガラスの2倍以上の耐風圧強度を有する加工ガラスで、加工後の切断はできない。
2.片板ガラスは、ガラスの片側表面に型模様を付けたガラスで、光を柔らかく拡散し、建築物の間仕切りや家具などの装飾用などとして使用される。
3.合わせガラスは、通常、2枚の板ガラスを専用のスペーサーを用いて一定の間隔に保ち、その内部の空気を乾燥状態に保ったガラスで、フロート板ガラスに比べて、断熱効果が高い。
4.熱線吸収板ガラスは、鉄、ニッケル、コバルトなどを加えてガラスで、太陽光線中の熱線を吸収するため、室内の温度上昇を抑える効果がある。
5.強化ガラスは、ガラスを650〜700℃に加熱して均等に急冷したもので、フロート板ガラスの約3〜5倍の強度を持ち、割れても破片は鋭角状にならない。


H26-24 解説
1.倍強度ガラスは、フロート板ガラスを軟化点(700℃)まで加熱後、両表面から空気を吹き付けて冷却させた加工ガラスで、耐風圧強度、熱割れ強度等は、同厚のフロート板ガラスの2倍以上の性能をもっている。なお、加工後の切断はできない。
2.型板ガラスは、ガラスの片側表面に型模様を付けたガラスで、光を柔らかく拡散する。建築物の間仕切りや家具などの装飾用などに使用される。
3.合わせガラスは、複数の板ガラスを透明で強靭な中間膜ではり合わせたガラスで、ガラスが強い衝撃を受けて破損しても膜によって破片の飛散が防止されるので、きわめて安全性が高いガラスである。設問の記述は、複層ガラスである。JASS17。
4.熱線吸収板ガラスは、ガラスの原料にコバルト・鉄・セレンなどを微量添加して着色したガラスで、日射エネルギー(熱線)を20〜60%ほど吸収して、室内への流入を防ぎ、室内の温度上昇を抑え、冷房効果を高める板ガラスである。
5.強化ガラスは、フロート板ガラスや熱線吸収板ガラスを軟化温度近く(650〜700℃)まで加熱した後、常温の空気を均一に吹き付け急冷して、ガラス表面に強い圧縮応力層をつくり、破壊強さを増加させ、フロート板ガラスや熱線吸収板ガラスの約3〜5倍の強度を持つ加工ガラスである。なお、破損したときガラスが割れても破損が細粒上になり、鋭角状にならないようにしたもので、大きなけがになりにくい。また、強化加工後は、切断、小口処理、穴あけ、切り欠き等の加工はできない。

正答 3
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